店舗情報
菓子匠 松栄堂
- 業種
- 和洋菓子
- 店舗名
- 菓子匠 松栄堂(かししょう しょうえいどう)
- 所在地
- 〒030-0903青森県青森市栄町1-5-4【本社栄町店】
- 電話番号
- 017-743-1863
- ファックス番号
- 017-742-2420
- 販売責任者
- 畑中 和紀
▼直営店舗
【橋本店】〒030-0830 青森県青森市橋本2-7-18 TEL:017-773-5646
【浪館店】〒038-0024 青森県青森市浪館前田3-21-16 TEL:017-766-1750
商品情報(1)
こだわりの逸品
味噌バターカレー牛乳どら焼き
まず、地元では有名な蓬田村の坂本養鶏の卵を生地に使っています。鮮度が良いのと産地が遠くないことから毎日新鮮な卵を供給していただけるということで、ずっと使わせていただいています。また牛乳も青森県産のものを使い、味噌も津軽の白味噌を使うなど地元の食材にこだわったお菓子づくりをしています。(1個150円~) 1個あたりのお値段:150円(税込)
こだわりの技
どら焼きの作り方自体は他のどら焼きと変わらないのですが、この商品の場合は冷蔵庫でひと晩生地を寝かせています。そうすることによって生地がより熟成され、味に深みを出すことができます。
商品開発ストーリー
ここ4・5年の間、リンゴやかぼちゃ、梅などいろいろとどら焼きのバリエーションを増やしていたのですが、そういった流れのなかで地元の人気グルメとタイアップできないかなと考え、2011年の11月に商品化しました。商品化するにあたっていちばん苦労したのは味のバランスで、最終的に味が決まるまでは半年間ぐらい試行錯誤を繰り返しました。おかげさまで発売後、半年で1万個を突破するヒット商品となり、2012年度の青森県ふるさと食品コンクールにて「県知事賞」を頂戴することができました。
商品情報(2)
こだわりの逸品
あおもり街道
麩焼煎餅の間に、白餡と青森県産のリンゴを練り合わせたものをはさんだ半生菓子です。皮につきましては金沢に専門的に作ってらっしゃるところがあるので、そこから取り寄せています。やはり食感からして違いますし、でんぷんを配合していない100%米の味がするということで使っています。(1個90円~) 1個あたりのお値段:90円(税込)
こだわりの技
半生菓子というのはふつうの和菓子と比べて糖度が高いので、餡を練るときに火が強すぎるとすぐに焦げてしまい、かといって弱火にすると餡が糖化してしまうことから火加減の調整には細心の注意を払っています。
商品開発ストーリー
長年茶菓子づくりをしてきたなかで、ご進物にも使えるような半生の茶菓子はありませんか?という問い合わせを数多く頂戴したので、青森らしいお菓子を作ってみようと考えたのがきっかけです。こちらの商品も発売以来好評で、2008年に兵庫県姫路市で開催された全国菓子大博覧会でも「裏千家千宗室家元賞」を頂戴しました。
オリジナルテーマ
お菓子に対する思い
和菓子の素材に関しましては、値段にかかわらずとにかく全国各地の優良なものを厳選して使っています。経営者としての観点からするとコスト管理もしなければいけないのでしょうが、やはり和菓子職人としましては本当にいいものを使ってお客さまに食べていただきたいという思いのほうが強いです。
また将来の夢としましては、味噌バターカレー牛乳どら焼きに続く地元のB級グルメをモチーフにした商品をもう1つは作りたいと考えています。
お客様からの声(評価)
もともと東京の神田で茶菓子の修業をしてきたので、茶菓子に関しましては生涯の仕事だと思っているのですが、青森市内のみならず十和田市や弘前、黒石といった他の地域からも茶菓子の問い合わせがございます。その一方で、ご進物やお供え物の和菓子には当店の商品をと決めていらっしゃる地元のお客さまも多く、本当にありがたく思っています。
また自社施設にて和菓子づくりを体験できる教室を定期的に開催しておりまして、地元のお子さまや親御さんたちからもご好評をいただいています。
安全性について
地元産の素材にこだわる理由としまして、とにかく鮮度の良いものを使えるということが挙げられます。また特に夏場は生地が劣化しやすいので、常温で和菓子づくりをするときにはふだん以上に神経を使います。
おすすめの菓子店のご紹介
八戸市にある「港むら福」という和菓子屋さんです。「選・和菓子職」で東北初の認定を受けた職人さんが心をこめて1つひとつ手づくりで仕上げています。